赤ちゃんの歯が生えてきたら、虫歯にならないよう、しっかり歯磨きしたいですよね。そういえば歯磨き粉はいつから使うのか、疑問に思うママやパパもいるでしょう。
また、子供用の歯磨き粉はいつまで使っていいものか、切り替えの時期も気になるところですよね。
今回は子供用の歯磨き粉に関することについて、ご説明いたします。ぜひ、お子さんのの歯磨きに役立ててみてくださいね。
目 次
赤ちゃんや子供は歯磨き粉はいつから使うの?
赤ちゃんの歯が生えたからといって、すぐ歯磨き粉を使う必要はありません。2歳〜4歳くらいになると、上手くうがいができるようになるので、そのタイミングで使い始めましょう。
でないと、歯磨き粉を使った後に、うまく吐き出せず飲み込んでしまう恐れがあります。うがいができない時期に使用するなら、うがい不要の歯磨き粉を選んでくださいね。
子供の成長には個人差があるので、様子を見て判断してください。
最初はガーゼで拭き取りから
赤ちゃんは生後6ヶ月〜1歳ごろになると、まず下の前歯が2本生えてきます。この頃から歯磨きをスタートしていきましょう。
でも、いきなり歯ブラシを口の中に入れると、赤ちゃんが嫌がるので避けてくださいね。
最初は歯ブラシを使わず、清潔なガーゼを濡らして、歯の表面を拭き取る程度で十分です。赤ちゃんが口の中に何かを入れたり、歯を触られることに慣れていくことが、ポイントです。
歯ブラシの使い始めは?
拭き取りに慣れてきたら、次は歯ブラシを使い始めましょう。
ママやパパが、力を加えず優しく磨いてあげてくださいね。子供に話しかけながら、楽しく磨くことで、歯磨きを嫌がらずにできるようになります。
1歳後半〜2歳になったら、少しずつうがいにチャレンジさせてみましょう。
口の中に含んだ水を、ペッと吐き出すことから始めてみてください。案外うがいって、子供には難しいものなんです。
個人差があるので、できなくても焦らず、ゆっくりと練習していきましょう。
うがいができるようなったら歯磨き粉!
ブクブク・ガラガラうがいが、一人で上手にできるようになれば、歯磨き粉の出番です。
歯磨き粉を選ぶときは、研磨剤・発泡剤が入っていないものや、誤って飲み込んでも心配のないものを選んでくださいね。
フッ素入りのものは、うがいができない時期はフッ素濃度500ppm以下のものを選んでください。
歯磨き粉を大量に飲み込むことはまずないでしょうが、万一のために低濃度のフッ素入りを選びましょう。
歯磨き粉の量は、歯の生え始め〜2歳ごろは米粒大、3〜6歳ごろは5mmくらいです。「これだけでいいの?」と思いますが、ほんの少量でOKです。
子供用の歯磨き粉はいつまで使っていいの?
子供用の歯磨き粉は、大人用の成分とさして変わりはなく、いつまでという期限は特にありません。
ただ子供用には、イチゴやオレンジの香りや味が付いていることと、大人用のほうが、研磨剤が多めに含まれている違いはあります。これらの違いが歯に与える影響に、大きな違いはありません。
なので、無理に子供に大人用の歯磨き粉を使う必要はないということですね。
大人用の歯磨き粉は、飲み込むと心配な成分が入っているものもあるので、子供には子供用の歯磨き粉が安心でしょう。
虫歯の予防には、歯磨き粉より歯の磨き方が大切です。
子供が喜んで歯磨きできるよう、一緒に歯磨き粉を選んで使ってもいいですね。大変でしょうが、子供に歯を磨くことの大切さを伝えていきましょう。
毎日必ず歯を磨く習慣をつけて、ケアをすることが重要です。
まとめ
歯磨き粉はうがいができることがポイントなので、成長に合わせて選んであげたいですね。無理に歯磨き粉を使おうと、焦らないようにしましょう。
歯磨きも親子のコミュニケーションの一つです。楽しい時間を過ごしてくださいね。