懐中電灯に電池を入れっぱなしで大丈夫?停電用の懐中電灯の保管方法は?

地震やゲリラ豪雨などによる災害や停電などのニュースは、各地でよく耳にしますね。家庭や職場でも備えようと、懐中電灯を始めとする災害用品を置いている方も多いのではないでしょうか?

懐中電灯はつい電池を入れっぱなしなりがちでは?これは大丈夫なのか気になりますね。

今回は懐中電灯に電池を入れたままで大丈夫なのか、また保管方法などについてご説明します。災害はいつやってくるかわかりません。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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懐中電灯に電池を入れっぱなしで大丈夫?

私の経験ですが、ずっと使っていなかった懐中電灯を使おうとしたら点かず、中の電池を見ると液漏れしていたという。

便利だろうと電池を入れっぱなしにしていたら、白い粉みたいなのがふいていました。

結局電池も懐中電灯もダメにしたという、こんな経験ありませんか?

それもそのはずです。パナソニックのホームページによると、こんな記載がありました。

乾電池を懐中電灯の中に入れたままにしておくと、防災袋の中で他の物とスイッチが触れてしまい、知らずにスイッチが入り乾電池が消耗し液漏れするなど、いざという時に使えなくなる恐れがあります。

乾電池は使ってる・使ってないに関係なく、自然に放電して消耗します。

電池がなくなった後も、実は電池はさらに放電するという「過放電」が発生するんです。乾電池の内部の圧力が上昇して、電解液が外へ漏れる。これが「液漏れ」です。

過放電の原因は他にもついやっちゃいがちなことが。以下の2点に注意してください。

①アルカリ電池とマンガン電池を混ぜて使う
②古い電池と新しい電池を混ぜて使う

防災用ですと、普段は使わないので、なかなか電池のチェックって難しいですよね。

懐中電灯が手の届く場所にあって、まめにチェックできるならいいでしょうが、無理なら電池は抜いて保管したほうがいいですね。

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停電・災害時にすぐに使える懐中電灯の保管方法は?

特に長期間使わない懐中電灯は、本体と電池は別々に保管した方がベストですね。さらに正しい方法で保管すれば、液漏れのトラブルもなく、すぐに使えて便利なんです!

懐中電灯・乾電池の正しい保管方法

  • 直射日光を避け、涼しくて換気ができる場所に保管する。
  • 10℃〜25℃くらいの温度がベスト。35℃は超えないように。
  • 懐中電灯と電池をそれぞれビニール袋に入れる。

涼しい場所といえば「冷蔵庫」を思い浮かべる人もいるかもしれません。冷蔵庫で保管すると、取り出した時結露が出て、サビてしまうことがあります。

室内と大きく温度差のあるような場所での保管は避けた方がいいでしょう。

上記のような場所が自宅にない場合、隠れてしまう場所に置くのではなく、普段目につく場所に置いておくのが理想です。

奥の方にしまって分からないよりは、どこにあるかすぐわかるし、素早く使えます。

電池の使用期限に注意して

電池にも食品と同じように、有効期限があるのはご存知でしょうか?

電池には「使用推奨期限」「製造年週」などの数字が電池本体かパッケージに記載されていますので、購入前に確認してみてくださいね。ウチにあった電池はここに記載がありました。

マンガン電池は3年ほど、アルカリ電池は5〜10年ほどです。

古い電池から使用して、なるべく新しいものをキープするようにした方が良いですね。電池も安すぎる外国製のものより、日本製の電池の方が長く持つようです。

懐中電灯も電池も9月1日の「防災の日」などをめどに、チェックする習慣をつけるのもいいですね。

まとめて新しい電池と交換すれば安心でしょう。交換の際、使えそうな電池はリモコンなどの電池に替えて使ってもいいですね。

まとめ

地震などの災害は各地でよく起こります。もう他人事ではありませんね。災害・停電に備えて、懐中電灯などの明かりは常備しておきたいアイテムの1つです。

ちゃんと使えるように保管方法を知れば、いざという時でも安心して臨めますよ。

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