七五三はこどもの成長をお祝いし、お参りする行事の1つですね。
11月15日は七五三の参拝日ですが、仕事の都合などで、日をずらしたいと思うママやパパもいるでしょう。
9月や10月にしても大丈夫なのか、または12月だと遅すぎるのか、いろいろと分からないことってありますよね。
今回は一般的な七五三のお参りや、参拝日をずらすことについてまとめてみました。
目 次
七五三を9月や10月にしても大丈夫?
七五三の時期はこの日からこの日までといった、はっきりした決まりはありません。日にこだわる必要はなく、都合の良い日にお参りするケースが一般的になっています。
10月は陰暦で「神無月」といい、全国の神々が出雲大社に集まり神様がいなくなるという説があります。
ですが、恵比寿神、金比羅神、道祖神など留守番をする神様もいて、すべての神様がいなくなるというわけではないのです。
なので10月に七五三のお参りをしても問題はありません。
七五三の日は11月15日ですが、この辺りの土日になると、お参りする神社はとても混んでいます。
ママやパパの仕事の都合や、平日は無理となると、どうしても日をずらす必要が出てきますよね。
近年では11月15日の1、2ヶ月前、9月や10月にお参りするご家庭も増えてきています。
こどもにとっても慣れない着物を着たり、特別な状況に緊張して、普段より疲れてしまうかもしれません。
早めにお参りすれば、さほど混雑していないので、こどもが疲れすぎないで済みますよ。
お参りする神社が決まったら、混雑状況について問い合わせてみるのもいいですね。
気候や気温に気をつけて
混む時期をずらした方がいいとは言っても、9月〜10月上旬はまだまだ暑さが残っている時があります。
気温が高い時に着物を着るのって、もっと暑くなって、疲れてしまいますよね。
こどもが熱中症や、体調が悪くならないか心配することが増えてしまうことも。
9月は台風も注意したいし、できるだけ過ごしやすい気候の時に参拝することをオススメします。
お参りと写真撮影は別々の日にしても
七五三の当日は、着物を着て神社でお参りして、写真撮影をし、食事会をと、こどもはもちろん、ママやパパも忙しい日になります。
こどもにとって、長時間慣れない着物を着るというのは、結構大変なことですよね。
写真撮影は待ち時間が長いと退屈するし、こどもがぐずって撮影できなかった・・という話もよく聞きます。
1日で全部こなすより、七五三のお参りと写真撮影は別々にして、疲れないようにした方がいいでしょう。
写真スタジオの七五三のプランは充実しているので、比較しながら選ぶのもいいですね。
七五三12月は遅すぎる?
先ほどもあったように、七五三には明確な日程の決まりはありません。
ただ12月に雪が降って冷え込む地域にお住いの場合は、早めにお参りした方がいいでしょう。
地域や気候にもよりますが、紅葉のベストシーズンに合わせてお参りすると、紅葉を背景にした写真を撮ることができますね。
12月の下旬になると、年末になり忙しいですし、気温が低くなって風邪を引くかもしれません。
なるべくこどもの体調と気候がいい時を狙ってお参りすると、負担が少なく済みますよ。
大幅に日をずらす場合は事前に問い合わせを
七五三の頃にママの出産が重なったり、忌中は神社へのお参りは避けた方がいいので、そういう場合は日を大幅にずらしましょう。
七五三の受付は、神社によって違いはありますが、大体9月〜12月上旬としているところが多いようです。
どうしてもこの間に行けない場合は、神社に問い合わせて尋ねてみてくださいね。
また神社によっては、ご祈祷の予約をする必要がありますので、時期に関係なく事前に聞いてみてください。
まとめ
こどもの成長の節目の行事・七五三は、家庭の事情に合わせて時期をずらしてもOKです。
無理をせず、こども・ママ・パパの一番いいタイミングを選んでお参りすることをオススメします。
家族揃っての楽しいイベントなので、いい思い出になるようスムーズに進めたいですね。