夏が近づいてくると、UVカットされた洋服やアイテムがお店に並びますよね。パーカーやカーディガンなどUVカットされていると、気になる紫外線を防げるので嬉しいものです。
でも何度も洗濯していたり、年数が経ってくると、UVカット効果ってどうなんでしょうか?そもそも本当にUVカットされてるのか、効果について疑問に思ったことはありませんか?
UVカットパーカーの効果や、去年買ったものはどうなのか、一緒に見ていきましょう。
UVカットパーカー効果いつまで?去年のも効果ある?
私も持っていますが、羽織るだけで紫外線を防げるので、UVカットパーカーって便利ですよね。着る回数も多いのと、夏なので汚れも気になり、結構洗濯してしまいます。
去年のを引っ張り出して着た時、ふと「UVカットの効果って大丈夫?」と思いました。調べたところ、UVカットの衣類は大きく分けて、次の2つの加工方法が施されています。
②衣類の生地の表面にUVカットの薬品やスプレーなどをかけて、UVカット加工をしたもの
見分け方として、
①の場合はタグなどの表示に「永久加工」などと記載があり、その通り効果がずっと続きます。お手持ちのUVカットパーカーの表示がどうなっているか、一度チェックしてみてくださいね。
また衣類を着た時の温度上昇をセーブしてくれて、洗濯などでUVカット効果が落ちないようになっています。UVカット効果がいつまでも続くって嬉しい反面、お値段は高めになってることが多いです。
②の場合は、綿などの普通の生地にUVカットの薬品やスプレーをかけたもので、繊維自体にUVカット効果はありません。そのため、洗濯をしたり着る回数が多いと、UVカットの効果が弱まっていきます。
目安として大体2〜3年ほどが、UVカット効果の寿命ですね。
もし、買った時と同じUVカット効果を求めるなら、1シーズンで買い換えした方がいいでしょう。①のように効果は長持ちしませんが、お値段が安くて、デザインや色の種類も多いですよ。
よく店頭で見かけるようなUVカットパーカーは、②のタイプが多く見られますね。使用頻度が多い方、毎年買い換えたい方にはこちらの方がオススメです。
そもそもUVカット効果ってちゃんとあるの?
UVカットパーカーなどの衣類には「UPF」という値が、タグなどに表示されています。これは紫外線保護指数の略称で、オーストラリアなどで定められたUVカットの世界的基準値です。
日焼けのしにくさを表しており、日焼け止めなどに見られる「SPF」ではなく、UPFで衣類に表示しています。
UPFの値が
・15〜24はUVカット率85%以上
・25〜39は90%以上
・40〜50+は95%以上
となっています。この数値は日焼けするまでの時間の差を表していて「SPF」と同様ですね。
UPF1につき、20分間日焼けを防いでくれて、最高値は「UPF50+」です。
この場合だと、20分間×50=1000分間(約16時間)、日焼けをしないことを意味しています。
でも16時間連続で太陽の下にいるってことはまずないでしょうから、1日中紫外線をガードしてくれると思っていいでしょう。
数値が15でもUVカットしてくれますので、買う前にタグなどを見て、UPFのチェックをしてみてくださいね。
あと、色で言うと黒が一番紫外線を防ぎますので、選ぶなら黒かそれに近い色がいいでしょう。
まとめ
UVカットパーカーのように、近頃はUVカット商品をよく見かけるようになりました。夏は屋外でのレジャーに行く機会も多いので、紫外線対策は忘れずしたいものです。
ちゃんとUVカット効果があるパーカーで、しっかり日焼けから肌を守りましょう。